公開日:2015/05/15  最終更新日:2016/11/29

動画配信などが楽しめるブロードバンド

ブロードバンドは、インターネット回線などの電波や電気信号などの周波数帯域幅が広い回線のことを指しています。
周波数帯域が広いと、通信速度が高速になるため、高精細の動画配信などもリアルタイムで楽しめるほどの高速通信が可能になります。
対して、周波数帯域が狭く通信速度が遅い回線は、ナローバンドと呼ばれています。
ナローバンドは、アナログ電話回線にモデム接続を行ったり、旧タイプの携帯電話通信などで使用されていました。
ブロードバンドが使用できる主な回線は、現在家庭へのインターネット接続方法として主流になっている、光ファイバーやADSLの有線通信や、携帯電話の3Gや4G(LTE)回線、WiMaxなどの無線通信をあげることができます。

具体的な通信速度としては、インターネット回線の下り速度が約500Kbps以上のものをいいます。
光ファイバーは100Mbps以上、ADSLは40Mbps程度、携帯電話の3G回線は14Mbps程度、4G回線は100Mbps、WiMaxは最新の規格であれば220Mbps程度の速度なので、どの方式も十分ブロードバンドを楽しむことができます。
よって、最近ではスマートフォンでも動画などを快適に視聴することができます。

ブロードバンドの意味と危険性について

ブロードバンドは広い帯域という意味を持っています。
このブロードバンドを利用することによって、送受信できるデータ量は増え、高速なインターネット回線接続も可能になります。
一般的には、ADSL接続やFTTH接続など該当します。
インターネット回線接続が高速化しますと、ホームページを閲覧しやすくなる以外にも、ネット動画や音楽のダウンロードがスムーズします。

高速回線の他にも、メリットとして常時接続や料金が定額になります。
常時接続については、従来ではダイヤルアップが不要となり、毎回ダイアルアップすることによる電話料金がかからないため、料金が高額ということはなくなりました。
さらに、定額料金化によって接続時間にかかわらず料金が一定のため、1時間使っても24時間使っても定額ならば、まったく同じ料金になっています。
また、高速の逆の意味を持つ速度の遅い回線をナローバンドと言われています。
このようにメリットの多いブロードバンドですが、利用の際には危険も伴います。
大量のデータを送受信が可能となりますと、自己増殖型のウイルスによるコンピューター感染にかかりやすい状況となります。
そのため、利用の際には最新のセキュリティソフトを導入しておく必要があります。


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