公開日:2021/03/09  

BERT(バート)とは?効果的なSEO対策は?

2019年10月25日にGoogleがBERT(バート)を取り入れることを発表し、ニュースにもなっていたことから、BERTという言葉を皆さんも聞いたことがあるのではないでしょうか。しかし、言葉は聞いたことはあるものの、具体的にどのようなものなのか、どのような影響があるのかが分からない方も多いはず。

そこで今回はBERTについて詳しく説明していきます。

BERT(バート)とは?

BERT(バート)とは、「Bidirectional Encoder Representations from Transformers」の頭文字を取ったもので、Googleが公開したAIの自然言語処理技術です。2019年12月10日には、70種類以上の言語に導入されたので、世界的にBERTが使われることとなりました。

そもそも自然言語処理とは、人が日常的に使っている言葉をコンピューターに理解させる技術のことです。さまざまな単語で構成された文を単語に分け、単語ごとの関連性が高いものを結び付けることによって、文章の意味を解析していきます。

このように行っていくことで、最終的には文脈を解析していく仕組みです。自然言語は環境によって異なるため、実用は難しいとされていますが、現代社会には必要な技術となっており、さらなる発展が求められています。

では、BERTは一体どのような自然言語処理技術になっているのでしょうか。もともとの自然言語処理の場合だと、解析を行うために1つの自然言語モデルを使用して、特定のタスクに対応するものでした。

しかしBERTなら、インターネット上にある多くのデータを利用して事前学習をすることができるうえに、学習したデータから新しいモデルを作ることができます。その結果、限られたデータの中で、さまざまなタスクに対応することができるのです。

BERT(バート)でできるようになったこと

上記で説明したような特徴になっていることから、BERTでは文脈を理解できるようになりました。従来の自然言語処理の場合だと、複数の意味をもつ言葉が文章にあった際に、その言葉がどの意味で使われているのかを理解することは不可能でした。

例えば、「くび」という言葉が文章内にあったときに、体の一部を指す「首」なのか、仕事を辞めさせる「クビ」なのかが理解できなかったのです。その一方BERTであれば、言語理解力に優れているため、文章全体を見ることで適切な意味を選ぶことができます。

このようなBERTをGoogleの検索エンジンに導入することで、検索エンジンが文脈からユーザーが知りたいことを理解することができるようになりました。そのため、ユーザーが求めている検索結果がランキングの上位に表示されるようになったのです。

これまでの検索エンジンだと文脈は理解できなかったことから、本当にユーザーが求めている検索結果が出ないこともあったので、BERTのおかげでユーザーも使いやすくなったことでしょう。また、BERTは2019年12月10日には70種類以上の言語に導入された、と説明しましたが、日本語のGoogle検索にも導入されています。

日本語の文脈や文法構造もしっかり理解しているため、日本語独特の言い回しでも検索内容に適した結果を上位に表示してくれます。

BERT(バート)に効果的なSEO対策

BERTがどれだけの効果を発揮するのかが分かったとは思いますが、ここまで読んだ方の中には、「BERTに合わせたSEO対策が必要なのでは」と思った方もいるのはないでしょうか。そこで、ここでは効果的なSEO対策を紹介していきます。

まず1つ目の対策は、ユーザーの検索意図をくみ取ることです。ユーザーにとって必要な情報が含まれているコンテンツでなければ、ランキングの上位を獲得することはできません。

そのため、競合サイトや関連キーワードなどを調査して、ユーザーがどのようなことを知りたくて検索しているのかを徹底的に探ります。その探った内容をふまえてコンテンツを作成すれば、ランキング上位を獲得することができるでしょう。

2つ目の対策は、Googleが理解しやすいシンプルなコンテンツを作成することです。BERTがいくら言語理解力に優れているとはいえ、複雑な文章だとGoogleは理解できません。

そのため、なるべくシンプルな文章構成にし、書き終わったら、文章が分かりにくくないか、誤字脱字がないか、などを確認することがおすすめです。またそれに加えて、独自性のあるコンテンツも心がけるとよりいいでしょう。

Googleが高評価するのは、他のサイトにはないようなコンテンツです。競合サイトを参考にしすぎて全く同じ文章にしてしまうと、評価が下がってしまったり、最悪の場合だとペナルティを受けることもあります。

自分独自の感想や知識も含めることで、競合サイトと同じ文章になることを避けることができ、ランキング上位も確認することができるでしょう。

BERT(バート)を理解して効果的なSEO対策を行おう!

Googleが公開したAIの自然言語処理技術であるBERT(バート)は、従来の自然言語処理ではできなかった、文脈の理解ができます。そのおかげで、ユーザーが本当に求めている検索結果をランキング上位に表示させることができるようになりました。

そのようなBERTに合わせた対策として、ユーザーの検索意図のくみ取り、シンプルな文章構成などを行うことで、Googleからの高評価も獲得することができるので、ぜひ心がけてみてくださいね。


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