公開日:2020/06/02  最終更新日:2020/09/28

株式会社サイバーエージェント

会社情報

会社名 株式会社サイバーエージェント
設立 1998年3月
所在地 〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町40番1号 Abema Towers
TEL 03-5459-0202(代表)
FAX 03-5459-0222
従業員 役員・正社員(1,646名) ※管理職:マネージャー以上と、一定グレード以上のプロデューサー・ディレクター職 ※2019年9月末時点
役員 代表取締役社長 藤田 晋
取締役副社長 日高 裕介
専務取締役 岡本 保朗
常務取締役 中山 豪
常務取締役 小池 政秀
常務取締役 山内 隆裕
取締役 浮田 光樹
取締役 曽山 哲人
取締役 内藤 貴仁
取締役 長瀬 慶重
取締役 山田 陸
社外取締役 中村 恒一
資本金 7,203百万円(2019年9月末現在)

株式会社サイバーエージェントは、国内でもトップクラスのシェアを誇るインターネット広告を中心とした事業展開が特徴の企業です。

「AbemaTV」を代表とするメディア事業や、グループ会社である株式会社Cygamesが提供する「グランブルーファンタジー」などのゲーム事業でご存じの方も多いのではないでしょうか。

SEO対策では、さまざまな分野にまで手を広げられる大企業ならではの総合領域が魅力的です。相談時には、課題解決に向けて色々と手を尽くすことができる対応力を感じられるでしょう。

事例から見るサイバーエージェントのSEO

実際にサイバーエージェントのSEO対策はどのようにしておこなわれているのか、インターネット広告に関する情報サイト「cyberAgent AD.AGENCY」に掲載されている事例から調べてみました。

SEOマーケティングの効果事例として紹介されていたコンテンツが「ヒトサラ」です。料理人など店舗にいる「ヒト」と、料理など「サラ」をプロのカメラマン・ライターの取材によって魅力を最大限に伝えることがコンセプトのグルメ系メディアです。

課題のヒアリング・提案

相談時のWebサイトはデータベース系にもかかわらず、モニタリングしているキーワードが限定的で、全体的にぼやけている印象になっている点が課題でした。そこで担当者は、キーワードマッチと呼ばれる検索ワードに対応してページを自動生成する施策の導入など、SEO全域に関する提案をしています。

また、メディアにとって大切なオーガニック(自然検索)を底上げするためのSEO対策が必要で、広告よりも優先していく方針もこの段階で決定しました。

段階的な施策実施

ベースとなるSEO施策の実施から、効果が表れるのは約6ヶ月になるようです。

ヒトサラの事例では、丁度同じタイミングで競合サイトのSEO評価が上がってしまいましたが、ここでサイバーエージェントから「店舗のまとめ記事」作成の提案があり、結果的に大きな成果へと繋がりました。

このように、状況によって段階的な施策を提案できるのも大きな強みと言えるでしょう。また、この後もまとめ記事に高品質なオリジナル記事を追加する施策を進行しているようです。

具体的な効果を確認

SEO施策から約2年半で、当時から想定流入数が425.5%伸びました。通常は110~120%伸びたらすごいという世界観のようですので、レアケースなのかもしれません。

しかし、20%上積みされるだけでも、広告費を適切な部分へ割り当てる機会ができるのは十分魅力的ではないでしょうか。

SEO対策の特徴・まとめ

サイバーエージェントが提供するSEO対策の大きなメリットは、施策種類の豊富さと状況に対応できる柔軟性だと感じました。また、アメリカまで行って最新のSEO情報を収集してくるというフットワークの軽さも見逃せないポイントです。

ほかにも、ビジネスパートナーとして同じ方向を見て進んでくれる姿勢や、他社と毛色の違うSEO施策提案は評価されているようですね。

京都大学との共同研究「SEOラボ」

サイバーエージェントは2012年から、京都大学とWebサイト・コンテンツに関しての共同研究をおこなってきました。また、その研究結果を発表する場として、SEOラボを設立しています。

共同研究では「検索エンジンがランク付けする際のロジック」「ユーザーの行動・評価とWebサイトにある各種記事要素の関係性」などを調査・分析してきました。SEOラボではそれらの研究で得られた成果を、セミナー・ブログ・書籍という形で発表しています。

過去に開催されたSEOラボ主催セミナー

・データから見るサイト・クエリ・コンテンツ別のSEO【東京・大阪】
検索結果や検索ユーザーの傾向をデータから分析。どのような特徴があると順位が上がりやすいのかを、自社メディアでの分析やSEOラボの研究結果を交えて解説。

・検索意図ごとに見る検索結果の傾向とおこなうべきSEO【大阪・名古屋・福岡】
検索の意図によって異なる検索結果の特徴を各データから分析するほか、Webサイト・ページ・コンテンツ作成時のポイントやコンテンツSEOを使用したオウンドメディア運用方法などについて解説。

デジタルマーケティングにAI を活用

2019年の9月に新たに発足した「AI事業本部」では、サイバーエージェントグループのデジタルマーケティング分野において、AI(人工知能)を用いた事業展開を作り出すためのサービスを開発しています。

新規事業として5つのテーマを中心とした取り組みをしているほか、総勢250名の技術者組織の1つ「Data Science Center」を新設。もう一方の組織「AI Lab」と共に、AIを活用した広告配信技術の研究や開発を進めています。

5つの事業テーマ

①アドテクノロジー
AIを使って、広告配信に関しての予測や最適化をおこなう。

②リテールDX
リテールとは「一般消費者に向けた小売り」のこと。来店広告事業の拡大や店舗のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進を図る。

③クリエイティブ
AIによるクリエイティブ支援や、効果予測。

④AIシフト
国内企業のAI導入を支援。

⑤新規事業の開発。

多種多様なインターネット広告事業

創業時から展開するサイバーエージェントのインターネット広告事業は、国内でもトップクラスのシェアを誇っています。広告効果を最大まで高める運用・クリエイティブ力が最大の特徴で、あらゆるテクノロジーを活用したトータルソリューションを提供しています。

広告運用の面では「CA Dashboard」という、インターネット広告の配信データを統合して閲覧できるツールが代表的です。簡単操作で広告効果がシンプルに把握できるため、施策におけるスピーディな判断が可能となるでしょう。

制作専門の組織・子会社あわせて、400名以上を擁するクリエイティブ体制も特徴の1つです。オンライン動画・3DCG・インフィード広告・デザイン・編集など多くのコンテンツ作成に対応できるのは非常に魅力的ですね。

また、Yahoo!・Google・Facebookなどさまざまなパートナーメディアから表彰を受けるなど、外部からも非常に信頼を置かれている企業とも言えるでしょう。

株式会社サイバーエージェントへのアクセス

住所:東京都渋谷区宇田川町40-1
最寄り駅:渋谷駅 徒歩10分

>> 株式会社サイバーエージェントのHPはこちら


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