検索エンジンに評価されることでサイトが上位に表示される
検索エンジンとは、特定のキーワードを入力するとそのキーワードに関連したサイトが表示されるシステムのことを言います。
検索エンジンを表示しているシステムには、膨大なデータベースが存在しており、このデータベースにWEB上のあらゆる情報を蓄えることによって、より正しい評価をサイトに与えることが出来るようになりました。それにより前述の「キーワードに関連したWEBサイト」が有益と思われる順番で表示されるようになったということです。
その検索エンジンですが、主に三つの種類に分類することができます。
一つ目は、完全なプログラムによってデータベース化されたロボット型の検索システムです。
これは一般的に使用するシステムとして認識されていて、AIによりほぼオートでWEB上をクローラと呼ばれるプログラムが各サイトをパトロールしていくタイプです。昔に行っていた人力システムの限界を受けて開発され主流となりました。
そして、二つ目がサイトを人力によってカテゴリー別に分類しているものです。
この典型的なものはディレクトリ型のシステムと言って、90年代に多く使用されていたいちばん古いタイプの型です。人の目で判断しているので無駄な情報が少ないのが特徴ですが、今はほぼ使われていません。
そして、三つ目が自作のシステムを利用せずにほかのシステムを利用してデータベースを利用しているメタ型の検索システムです。複数の検索エンジンの検索結果をまとめて表示できるので、より大量の情報を一度に閲覧できます。
いずれにも共通しているのは、基本的にこの検索システムに好まれるサイトを作らないとユーザーのサイトを上位に表示することができないということです。
サイトに対するユーザーのアクセスはほとんどがこの検索システムを利用することによって実現しているため、検索順位の上位に来るということはそのままユーザーのアクセス数に繋がることになります。
検索エンジンで上位に表示されるための工夫
自分のブログやホームページのアクセス数を増やすためには、検索エンジンの上位のページに表示される必要があり、これはSEO(検索エンジン最適化)と呼ばれています。
SEOにはいくつかの方法があり、いずれの検索エンジンも表示順の条件については明かしていないためどれも推測の域は出ませんが、意識しておくだけでどれも十分効果は見込めるものです。
まず一つ目に、大切なのは読者に訴えたい、あるいは検索させようとする目的のキーワードは文章全体の5%以内にしておくことが望ましいと言われています。
露骨にキーワードを紛れ込ませることで、情報の信ぴょう性やクオリティが落ちてしまうので注意が必要です。
二つ目に大切なのはなるべく高い頻度で記事を更新するということです。
更新頻度が不定期だったり極端に少ない場合は、読者も安定してそのブログやホームページにアクセスしなくなってしまうでしょう。
するとその結果検索エンジンの上位になることから遠ざかってしまいます。
三つ目に大切なのは1記事について1000文字以上書くということです。これによってコンテンツの充実につながるため自然と読者の数は稼げるでしょう。
ですが、もちろん量だけではなく質も大事になります。現在は特に「高クオリティで、良質なオリジナルコンテンツ」が求められる傾向が強くなっています。ですので、いくら文字数だけ多くても中身がスカスカの文章やコピーコンテンツばかりでは評価されにくいでしょう。
これら三つの工夫によって読者を掴むことで上位に表示される可能性が高まり、それが更なる読者を呼んで行きます。
仮に毎日1000文字の更新となると非常にエネルギーはかかりますが、それを継続してこなせる人というのも限られてきますので、次第にライバルはおのずと少なくなりますよ。
SEO対策によるメリット
個人でSEO対策を行い、結果検索エンジンの上位に表示させることができれば基本的に無料で(知識や時間は想像以上にかかりますが)自分のサイトへの集客・広告収入のアップに直接繋がります。さらに、SEOにはブランディング効果もあるとされ、検索順位で上位のサイトは多くの人が好印象・信頼感を持ってくれると言われています。これは、ユーザーが上位表示されているサイトを見たとき、その業界やカテゴリで認められているコンテンツだと認識してしまう傾向があるからです。
また、一度検索エンジンに認められ検索結果の上位に表示されるようになったサイトは複合キーワードでも検索流入が見込め、序列が落ちにくいため中~長期的に効果が続くのもメリットでしょう。
ここまで、検索エンジン関連の解説から、SEOについても紹介してきました。正直SEO対策というのは確実な正解というものが無いので、一概にこれをやったから検索上位になる!といった必勝法は存在しません。ですが、全く効果がないというわけではないですし、時間がとれない場合は業者に依頼するといった方法もあるので色々と試行錯誤してみてはいかがでしょうか。